Wobble工法 = レーザの焦点を高速で回転させて加工する方法。
Wobble = ウォブル又はワブルとも呼ばれています。
なぜスパッタを抑制できるか?
細いキーホールによって、発生するスパッタを小さくできる!
※ブローフォール=スポット径に比例
画面をクリックすると動画が再生されます。
焦点を回転?
上記のイメージで焦点を回転させます。
スパッタ発生時の比較
↑左が通常 右がWobble工法時↑
Wobble工法で進化したレーザ溶接!
Wobbleすることで課題であった合金層接合面の細さを克服。
近年の溶接ではFL-SM+Wobble工法に優位性があると考えます。
YAGに優位性がある、ランプ特有のPeakPawerを必要とするスポット溶接に対しても
優れた面を持ち、最近の精密レーザ接合では最も画期的な工法と言える。
Wobbleヘッドの種類
メリット : 低価格 デメリット: 回転のみ
メリット :高速溶接、多品種に対応 デメリット:消耗品含め高価
加工ヘッド式
モータと光学系を使用して光軸をオフセットしたものを回転させる
スキャナー搭載型
ガルバノミラーを使用し、レーザ光を走査させる
Wobble効果と断面のイメージ
・FL-SM+Wobble・・・溶け込み深さをある程度制御が容易である。
・溶け込み深さに対しても繰り返しの安定性(再現性)が優れている。
・条件が合えば真鍮でさえレーザ溶接を可能にするWobble工法!
Al+CuNiメッキ重ね溶接
Al+CuNiメッキ重ね溶接
Bs 突き合わせ溶接
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Cu+Al重ね溶接
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Cu+SUS 突き合わせ溶接
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CuNiメッキ+Al重ね溶接
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